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もうすぐ登場するMeteor 1.4

Meteor 1.3がリリースされたのがつい数か月前のことですが、もう1.4のリリースが間近かもしれないようです。Meteorフォーラムの記事によると、coming soonとのことです。記事のポイントを紹介します。

Node 4

これまでMeteorはv0.10系で動いていました。世の中的にはv4がLTSで最新版はv6になっています。以前から要望があったようですが、1.3リリースが済んでやっと着手できるようになったということでしょう。Geoffも1.3の次にやると話していたので。今回はv4へのアップグレードですが、一度できればv6にも上げやすくなる(する)そうです。

何が大変なのかというと、これまでのMeteorパッケージ(Atmosphere)はバイナリ配布があったため、バージョンを固定する必要があったようです。今後は、手元でコンパイルするようになるようです。npmと似たようになるのでしょうか。パッケージ開発者の悩みが増えるのかもしれません。

Mongo 3.2

Mongoのバージョンも上がります。基本的には互換性があるとのことですが、開発用のローカルDBはリセットする必要があるかもしれないとのことです。

パッケージの依存バージョンを柔軟に

これまで、Meteor本体のバージョンと各コアパッケージのバージョンは完全にひもづいていましたが、これが柔軟になるようです。本体のバージョンを上げずにコアパッケージの一つだけを新しいバージョンを試すことができるようになるそうです。

感想

Meteor 1.3のリリースからプロフェッショナル指向になりましたが、それがますま進すんだ感じがします。柔軟でよいこともある一方、これまでの統一性がなくなり、開発者側の責任および手間が増える傾向になるのは残念でもあります。

Meteor 1.5ではnpmに統合する計画のようです。今後のアップデート情報を待ちましょう。