なぜ今Meteorを学ぶべきか
Just Meteorのブログにはしばしば参考になることが書いてあります。今回は、Why you should learn Meteor nowの記事を紹介します。この記事では今Meteorを学ぶのがよいという主張でその理由をいくつか述べています。
ほんの数秒で開始できる
インストールは手順に従えばすぐにできます。すべてがセットになっていてインストール後に開発が開始できます。
まず初めに公式チュートリアルをやりましょう。このチュートリアルではこんなアプリを作ります。数時間でこのチュートリアルを終えたときには、Meteorの基本を理解しているこしでしょう。
一つの言語を学ぶだけでよい
これまでのWeb開発ではPHP, Ruby, Pythonなど言語でのサーバサイドの開発とJavaScriptでのクライアントサイドの開発が必要でした。さらにデータベースのためにSQL言語が必要だったり、モバイルアプリのためにSwiftやObject-CやJavaやC#の言語が必要かもしれません。
MeteorではJavaScript一つで済みます。異なるツールやプログラミングスタイルに悩ませることもありません。モバイルアプリの開発もJavaScriptでできてしまいます。
数時間で結果がでる
従来、使われもしない簡単なアプリの開発に何か月もかかったことがあるかもしれません。
Meteorではアイデアを実現して他人に見せることがすぐにできます。共同創業者が顧客にアイデアを説明しているところでプロトタイプをハックして見せることもできるかもしれません。このようにアイデアすぐに形にしてフィードバックを得ることは、スタートアップには特に重要です。
コミュニティ
Meteorのコミュニティはすばらしいです。多くの便利なパッケージが開発されています。Stack OverflowやMeteor forumで質問すると親切に答えてくれるでしょう。
MeteorはDevShopを毎月開催しています。YouTubeでアーカイブを見ることもできますし、タイミングがよければリアルタイムで見ることもできるでしょう。
また、世界各地でMeetupも開催されています。
明るい未来
Meteorは単なる選択肢の一つのWebフレームワークとは少し違います。Meteorは十分な資金を調達し、経験抱負なメンバを抱えています。GitHubでの人気を見ても、すぐになくなってしまうようなフレームワークではないでしょう。
始めるには?
まず、JavaScriptを勉強しましょう。このようなコースがあります。
JavaScriptの基本が分かったら、TODOアプリのチュートリアルを勉強しましょう。初めはとまどうかもしれませんが、そのうち理解できるはずです。
その次は、Meteor関連の書籍を読むとよいでしょう。Discover Meteorがおすすめです。
その後は、TwitterでMeteor関係の開発者をフォローしたり、
Crater.ioなどのサイトで情報収集するとよいでしょう。
感想
全体を通して共感はできるのですが、少しべた褒めすぎる気もします。MeteorにはIDE的なものはまだありませんし、エディタに慣れていることが前提になっているところは一つのハードルかもしれません。モバイルアプリも現時点では少し誇張と思えるところもあります。スケーラビリティと合わせて他の記事などで批評されるポイントでもあります。
最後の書籍についてですが、日本語のものはまだないかと思います。書籍でなければ、個人的には公式ドキュメントを読むのが第二歩目なのではないかと思っています。