Meteor 1.5.1のアナウンス
Meteor 1.5.1がリリースされました。
公式ブログ
本リリースがこのタイミングで出た理由は、Node.jsのセキュリティアップデートが出たからですが、本リリースには他にも変更が含まれています。
アップグレード方法
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とするだけです。
サーバサイドレンダリング
サーバサイドレンダリングはMeteorに以前から求められていた機能ですが、本リリースで server-render というパッケージでサポートされました。 onPageLoad という関数を使うことで、サーバが初めてレスポンスを返す時に処理を追加できるようです。詳しくは公式ドキュメントを参照。
より簡単なバンドルビジュアライザー
1.5で導入された bundle-visualizer は素晴らしいものでしたが、実行には手間がかかりました。1.5.1では下記のようにすることで簡単に実行できるようになりました。
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pub/subの改良
- これまで
this.userIdと書かなければならなかったところで、Meteor.userId()が使えるようになった、Meteor.user()も this.onStopがpublicationのthisコンテキストで動くようになったthis.onReadyがre-subscriptionで毎回呼ばれるようになった (一応breaking change)- publicationで呼ばれた
Meteor.call(...)などでthis.connectionが使えるようになった
その他
- ReactiveDictで初期値が設定できるようになった
- minimongoのupsertがmongo v2.6以降の仕様と合うようになった
- accounts-facebookがFacebook API v2.9に対応した
- standard-minifier-jsが
process.env.NODE_ENVを適切に置き換え、React Dev Toolsでワーニングが出ないようになった